イチゴの高設栽培における3月の低温管理が果実品質に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • March low-temperature cultural practice effects on strawberry fruit quality harvested using a table-top production system
  • イチゴ ノ コウセツサイバイ ニ オケル 3ガツ ノ テイオン カンリ ガ カジツ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

この論文をさがす

抄録

イチゴの高設栽培において3月のハウス内温度管理が果実品質に及ぼす影響を調査した。2013年2月28日に二重被覆資材を除去するとともに換気扇と加温機の設定温度をそれぞれ20℃と5℃に変更したところ,3月13日,15日および25日に収穫した果実は,換気扇と加温機の設定温度がそれぞれ25℃と8℃の慣行区で収穫した果実に比べて糖度と硬度が高かった。また,3月11日に行った官能試験では,処理区で収穫した果実の美味しさが優れると評価された。2014年2月28日に,二重被覆資材は除去せずに,換気扇の設定温度を20℃に変更し,加温機を停止して管理を行ったところ,3月5日,13日および26日に収穫した果実は,換気扇と加温機の設定温度がそれぞれ25℃と8℃の慣行区で収穫した果実に比べて糖度と硬度が高かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ