Development of labor-saving cultivation technology of Cleyera japonica by regeneration sprouts

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  • 萌芽更新を利用したサカキの省力化栽培技術の開発
  • ホウガ コウシン オ リヨウ シタ サカキ ノ ショウリョクカ サイバイ ギジュツ ノ カイハツ

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Abstract

管理不十分なサカキ林を,萌芽更新によって省力的で生産性の高い林分に仕立て直す技術を開発するため,16年生と25年生のサカキを高さ60cmで台伐りし,萌芽枝の発生状況や本数調整による萌芽枝の成長促進効果などについて調べた。その結果,台伐り後1成長期経過した時点の萌芽枝数は最大で73本と62本,平均で43本と32本であり,枯死したものもみられず,サカキの旺盛な萌芽力を確認できた。また,本数調整による萌芽枝の成長促進効果は認められなかったが,萌芽枝の長さに比例するように商品となる横枝の発生数は増加しており,3成長期後の横枝の最長枝はサカキの出荷規格である35cmを概ね上回っていたことから,4成長期以降には収穫可能となることが示唆された。病害虫発生の懸念も考慮して,現時点では1成長期後に萌芽枝の本数を5本程度に調整することが望ましいと考えられた。

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