東日本大震災後の仙台湾南部海域における底質の変化
書誌事項
- タイトル別名
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- Sedimentary environment after the Great East Japan Earthquake in South part of Sendai bay
- ヒガシニホン ダイシンサイ ゴ ノ センダイワン ナンブ カイイキ ニ オケル テイシツ ノ ヘンカ
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説明
1)東日本大震災直後の2012年とその後の2018年に実施した仙台湾南部海域の底質を比較した。2)シルト含有率や強熱減量は減少傾向にあったが,全硫化物は増加傾向にあり,有機負荷は増加傾向にあった。3)震災後に広がったシルト帯は縮小傾向にあった。4)底質の有機負荷の増加は2014年以降発生割合が増加している貧酸素の要因として推定された。
収録刊行物
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- 宮城県水産研究報告
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宮城県水産研究報告 (22), 29-35, 2022-03
石巻 : 宮城県水産研究開発センター