特例子会社と「比較」の視点─視覚障害者雇用イノベーションの実現─

書誌事項

タイトル別名
  • トクレイ コガイシャ ト ヒカク ノ シテン シカク ショウガイシャ コヨウ イノベーション ノ ジツゲン

この論文をさがす

抄録

職業訓練の選択肢が限られる視覚障害者の場合,仕事と雇用の開発が使命である特例子会社への期待は大きい。しかし,視覚障害者就労の観点からの特例子会社研究は未着手である。そこで本稿は,文献レビューにより改善案の手掛かりを探求した。結果,実務文献から「歴史・国際・長短」,学術文献から「親/子会社,企業/個人」の比較的視点が浮上した。経営管理の視点から,企業業績と従業員の能力開発の両立を追求する時期が到来していることが判明した。心理学の視点からは,一時点での変数間関係実証だけでなく,従業員のスキルを発達させる相互作用プロセスの分析が喫緊の課題であることが判明した。これにより,望ましい段階への移行を可能にする介入が可能になる。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ