書誌事項
- タイトル別名
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- Empirical Investigation of Wage Differentials Based on Search Theory
- サーチ リロン ニ モトズク チンギン カクサ ノ ジッショウ ブンセキ
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説明
失業と 賃金分散の 発生要因の 分析に は サ ー チ 理論が 有効で あ る こ と が Pissarides や Mortensen に よ っ て 確立さ れ て い る . 特に 賃金分散に つ い て は BM (Burdette-Mortensen) モ デ ル に よ っ て 労働市場の 摩擦に 起因す る 格差分析が 定着し て い る . BM モ デ ル に 人的資本理論を 組み 込む こ と で 賃金分散に つ い て よ り 精度の 高い 分析が 可能と な る こ と が Bunzel, Carrillo-Tudela 等に よ り 確 認さ れ て い る . こ れ ら の モ デ ル に 基づ く と 欧米に お い て 賃金格差は サ ー チ 行動と 人的資本に よ って 発生す る こ と が 確認さ れ て い る . 本研究で は 日本の デ ー タ を 用い て こ れ ら の モ デ ル に 基づ き 賃 金格差発生要因を 分析し た . そ の 結果は 日本の 賃金分散は サ ー チ 行動と 人的資本に よ っ て 説明可 能で あ る こ と , 但し 人的資本の 貢献度は 低下し て い る 可能性が あ り , サ ー チ 要因が 大き い と い う 結果と な っ た . て 発生す る こ と が 確認さ れ て い る . 本研究で は 日本の デ ー タ を 用い て こ れ ら の モ デ ル に 基づ き 賃 金格差発生要因を 分析し た . そ の 結果は 日本の 賃金分散は サ ー チ 行動と 人的資本に よ っ て 説明可 能で あ る こ と , 但し 人的資本の 貢献度は 低下し て い る 可能性が あ り , サ ー チ 要因が 大き い と い う 結果と な っ た .
収録刊行物
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- 日本福祉大学経済論集
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日本福祉大学経済論集 (66), 53-74, 2023-03-31
日本福祉大学経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050858608274958080
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- NII書誌ID
- AN10367370
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- ISSN
- 09156011
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- NDL書誌ID
- 033068492
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL