今、北京を語ることの意義 : 劉一達著、李濱声イラスト、日中翻訳学院本書翻訳チーム訳『悠久の都 北京 : 中国文化の真髄を知る』

書誌事項

タイトル別名
  • In-depth Descriptive Analysis of Modern-day Beijing : Liu Yida, Dao Beijing (On Beijing)
  • イマ ペキン オ カタルコト ノ イギ : リュウイチタツ チョ リヒンセイ イラスト ニッチュウ ホンヤク ガクイン ホンショ ホンヤク チーム ヤク ユウキュウ ノ ミヤコ ペキン : チュウゴク ブンカ ノ シンズイ オ シル

抄録

今回、劉一達著、李濱声イラスト、日中翻訳学院本書翻訳チーム訳『悠久の都 北京─中国文化の真髄を知る』(日本僑報社、2022年9月28日出版)に共訳者の一人として参加した。新聞記者である劉氏は生粋の北京っ子であり、北京の文化や風俗、方言を題材とした小説やエッセイを数多く出版し、その中にはドラマ化や舞台化されたものもある。また、いくつかの作品には邦訳がある。イラストを担当した李氏は中国における諷刺漫画の先駆けであり、中国アニメ・漫画業界で最も栄誉のある「金猿賞」を受賞した人物である。両氏とも長く北京に居住し、それぞれ文章やイラストで街の変化や人々の姿を読者へ伝えてきたように、現代の北京を描くにはこの上ない人選であると言えよう。その二人がタッグを組んで誕生したのが本書である。なぜ今この時期にそのような書籍が出版されたのか、今北京を語ることにどのような意義があるのかを本書に関わった者として考えてみたい。

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