書誌事項
- タイトル別名
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- Possibilities of Poetry for Studies of Social Welfare - Poetry as a Mobius strip -
- シャカイ フクシガク ニ オケル シ ノ カノウセイ : メビウス ノ ワ ト シテ ノ シ
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抄録
「科学」から零れ落ちてしまう現実の層がある.そこに「触れ」,言葉にする営みが文学である.本稿の目的は,文学の一形態である詩を通して,社会福祉学における文学の必要性を論証することである.まず,若松英輔『詩と出会う 詩と生きる』に触発され,詩の構造を「メビウスの輪としての詩の構造」として視覚化する(根拠1).次に,その構造の具体例である石牟礼道子『苦海浄土』を取り上げる(根拠2).これらにより,「詩は,①人間の厚み,深み,尊さを露わにする,②生きる意味(希望)を与える,③福祉の問題を他人事ではなく我が事と捉えることを可能にする」といった見解を導いた.そして,「①~③の働 きがあるため,社会福祉学には詩が必要である」といった形で,社会福祉学における文学の可能性を明らかにした.
収録刊行物
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- 関西福祉大学研究紀要
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関西福祉大学研究紀要 26 49-56, 2023-03-31
関西福祉大学研究紀要編集委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050858674107104768
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- NII書誌ID
- AA12780296
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- ISSN
- 24326828
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- NDL書誌ID
- 032774148
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL