「教育実習」の教育学的考察事始―コンピテンシーベースの抱える危うさと課題―
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抄録
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教育学・教育方法学の基礎基本的な4つの分析枠組みを使い、新学習指導要領時代の新しい教育実習のあり方を考察した。「4つの分析枠組み」とは以下である。①「教育内容」レベル→その1時間で何をこそ教えようとしているか?②「教材」レベル→①をわかりやすく伝えるための題材・具体例・エピソード・例題等③「教授行為」レベル→「発問」「問い」「ヒント」「選択肢」「資料提示」「パワーポイント」「説明の言葉」など、教師の教育方法の実際④「学習者」レベル→子ども(児童・生徒)が頭の中で実際に学んでいる内実の認知構造近年の教育論議で「コンピテンシーベース」と称して、①の「内容(コンテンツ)」を著しく軽視し、逆に初心者にも④の「学び」研究を切望する傾向を、無理があるのではと危惧し、特に「教育実習」では新時代であっても①②③の基礎基本をおろそかにしてはならないことを強く主張した。そのうえで、これからの新しい教育実習のあり方を提案したものである。
収録刊行物
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- 研究紀要
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研究紀要 50 93-102, 2023-03-31
愛知教育大学附属高等学校
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050858751946286720
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- NII書誌ID
- AN0007503X
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- ISSN
- 09132155
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10424/00009831
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB