令制國における神社の主祭神の構造特性に関する基礎研究 : 社寺観光に向けた一宮・二宮・三宮の分析

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タイトル別名
  • リョウセイコク ニ オケル ジンジャ ノ シュサイシン ノ コウゾウ トクセイ ニ カンスル キソ ケンキュウ : シャジ カンコウ ニ ムケタ イチノミヤ ・ ニノミヤ ・ サングウ ノ ブンセキ
  • A Study of the Structural Characteristics of the Main Shrine Deitiesin the State Based on the “Ritsuryo” Code : An Analysis of Ichinomiya, Ninomiya, and Sannomiyafor Shrine and Temple Tourism

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抄録

コンテンツツーリズムは,ストーリーやキャラクターなどの諸要素が意味を付与する現場を訪れ,身体的な実感を目的とする新しい観光である。その広義の概念に含まれる「社寺観光」のうち,「神社巡り」に向けて各社・各宮の主祭神がもつ構造特性を分析し,実践と研究の見通しを立てるための知見を示す。令制國の一宮・二宮・三宮を研究対象とし,神宮と律令制の68 箇國に鎮座する197 社の主祭神147 柱を体系化する。主祭神の出現回数,[地方]と主祭神との対応関係,「五畿七道」における[三大祭神]の出現比率を明らかにする。第1 に,東日本の神社に卓越する大国主神を祀っている神社が全國最多を占めていることが明らかとなった。第2 に,九州では天皇・皇族,西日本では天津神,東日本では国津神を祀っている割合がそれぞれ最も高いことが判明した。第3 に,対応分析の結果,五畿と南海道が最も乖離した。

コンテンツツーリズム

社寺観光

神社巡り

令制國

主祭神

identifier:SO007600011552

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