「できた」を積み重ね、自己肯定感を高める子を目指した教育実践―小学校知的障害学級における自立活動の指導と各教科との関連を通して―

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  • 「 デキタ 」 オ ツミカサネ 、 ジコ コウテイカン オ タカメル コ オ メザシタ キョウイク ジッセン : ショウガッコウ チテキ ショウガイ ガッキュウ ニ オケル ジリツ カツドウ ノ シドウ ト カク キョウカ ト ノ カンレン オ トオシテ
  • A case study aimed at children who build up the feeling of “I made it” and raise their self-esteem -Education of self-reliance activities and relations with each subject in a special Needs class for intellectual disabilities elementary school.-

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Abstract

type:text

本研究では、小学校知的障害特別支援学級において、自立活動の指導を通して基礎的な力を向上させ、各教科において「できた」と感じる場面を増やし、自己肯定感を高め、前向きに生きていこうとする児童を育てる教育実践を行った。その結果、自立活動で児童の技術的な向上だけを目指すのではなく、教科学習の中で児童の力を活かして学び、児童は「できた」と感じ、喜びに繋がっていくことを見取ることができた。そして、児童の力は自立活動で取り組むことでより高まっていた。新学習指導要領における自立活動の位置付けと教科指導との関連を踏まえつつより良い教育実践に繋げるためには、児童の実態把握、自立活動の日常生活への般化等の検討が課題となることがわかった。

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