ウッドロウ・ウィルソンと18~19世紀英米の政治思想 ―民主主義と専制、古代ギリシア、オスマン帝国をめぐって―

書誌事項

タイトル別名
  • ウッドロウ ・ ウィルソン ト ジュウハチ~ジュウキュウセイキ エイベイ ノ セイジ シソウ : ミンシュ シュギ ト センセイ 、 コダイ ギリシア 、 オスマン テイコク オ メグッテ
  • Woodrow Wilson and the Political Ideologies of 18th- and 19th-Century Britain and America: His Concepts of Democracy and Despotism, Ancient Greece, and the Ottoman Empire

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説明

本稿はウッドロウ・ウィルソンと18~19世紀英米の政治思想との関連を考察するものである。以下要約に代えて目次を掲げる。 はじめに 一 本稿の問題意識とウィルソンの青年期の思考の概観 (一)ウィルソンの知的経歴 ―概略 (二)ダヴィドソン・カレッジとプリンストン・カレッジ時代に吸収した思想 (三) ギリシア古典に影響されたウィルソンの「民主主義」像とオスマン帝国観 ―概略 二 民主主義と専制に対するウィルソンの考え方 ―フランス革命観 三 古代ギリシアの勉強がウィルソンに与えた影響 ―民主主義と専制への考え方 (一)ヘロドトスの『歴史』  ①民主制の特色  ②自由・平等・民主制の価値と自由を守る戦い  ③ヨーロッパとアジアの二分法 (二)ウィリアム・スミスの『ギリシア史』  ①古代ギリシアの民主主義と愛国主義(スミス執筆部分)  ② コンスタンティノープル陥落、オスマン帝国治下のギリシア、ギリシア独立戦争(フェルトン執筆部分)    (ⅰ)コンスタンティノープルの陥落    (ⅱ)オスマン帝国治下のギリシア   (ⅲ)ギリシア独立戦争 四  ウィルソンとオスマン帝国 ―東方問題とグラッドストンの人権外交をめぐって (一)ウィルソンのグラッドストンへの傾倒 (二)グラッドストン「ブルガリアの恐怖と東方問題」の概要 終わりに

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