Riemann多様体間の写像の第二基本形式から定まる積分不変量の変分問題に関する諸結果 (部分多様体論と幾何解析の新展開)

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抄録

本稿の目的は,研究集会「RIMS共同研究:部分多様体論と幾何解析の新展開」での講演に基づき,論文[1]の概説を行うことである.Riemann多様体間の写像の第二基本形式から定まる積分不変量に対し変分問題の観点から研究を行ったまず,写像の第二基本形式から定まる積分不変鼠の定式化をする.次に,二重エネルギー汎関数を含むような禎分不変量の族を構成し,この族に対し統一的に第一変分公式を導出したさらに,この積分不変量の族に属するエネルギー汎関数のEuler-Lagrange方程式は一般に4階の偏微分方程式となるが,その中でも唯-2階の偏微分方程式となるChern-Federerエネルギー汎関数を見出すことができた.これらの結果について,先行研究との比較を交えながら報告をするまた,本稿の内容は酒井高司氏(東京都立大学)と佐藤雄一郎氏(工学院大学)との共同研究に基づく.

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  • CRID
    1050859293243453696
  • NII書誌ID
    AN00061013
  • HANDLE
    2433/282995
  • ISSN
    18802818
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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