マムシ咬傷を契機に急性腎障害を来した一例

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公開日
2023-03-31
資源種別
journal article
権利情報
  • 高知赤十字病院
公開者
高知赤十字病院

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説明

症例は 81 歳女性.併存症に慢性腎不全があり血清 Cre は 2.5 ㎎ /dL 程度であった.マムシ咬傷による右手の腫脹を主訴に救急搬送された.入院時,右第5指MP関節に2箇所の牙痕と右上肢全体にかけての腫脹,前胸部に皮下出血を認めた.血液検査で LDH 265 U/L,CPK 4130 U/L,BUN 82.1㎎ /dL,Cre 3.87㎎ /dL,Hb 14.9g/dL,尿検査では横紋筋融解症を示唆する所見を認めた.破傷風トキソイドとセファゾリンNa を投与し,全身管理を行った.横紋筋融解症と腎機能は改善したが貧血が進行し,網状赤血球増加及びハプトグロビンの著減から,溶血性貧血と診断した.溶血を起こす他の疾患を除外し,マムシ咬傷が原因 と考えた.その後,徐々に貧血は改善傾向になり,第21病日に転院となった.

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