声楽実技における歌唱法の一考察

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  • A Study of Singing Methods in Vocal Music

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抄録

声楽は体そのものを「楽器」とするため、楽器としての体のしくみを知り、発声における呼吸法や体の使い方を学び、声を自由に扱うために効率よく声が響くポイントを見つけ、その上でテクニックを身につける必要がある。また歌には歌詞があり、その歌詞の意味や解釈を理解しどのようにメロディに乗せて歌唱するかによって様々な表現が可能となる。本稿では発声のしくみと発声練習の実例を述べた後、中学校歌唱共通教材や高等学校音楽の歌唱教材である、「荒城の月」「花の街」「からたちの花」を用いて、主に歌詞と旋律の関りから表現の仕方を考察し、歌唱力向上のための指導の可能性を探った。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3679

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