アイデンティティフェデレーションの申請システムにおけるattribute-filter自動生成機能の開発と運用評価

抄録

日本における学術向けのアイデンティティフェデレーションである「学認(GakuNin)」では,参加時に必要情報を Web 上で申請ためのシステムである「学認申請システム」を開発している.学認では,各機関が運用する Identity Provider[IdP]と Service Provider を連携する際に,SP 利用に必要な情報を IdP 上の XML ファイルで設定をしなければならなかった.しかし,XML ファイルでの設定が難しい IdP 管理者が多くいたことより,本研究では,XML ファイルに操作を加えることなく,UI 上で SP のリストから連携を行いたい SP をチェックすることで,SP 連携を可能とする attribute-filter 自動生成機能の開発を行った.attribute-filter 自動生成機能は,学認申請システム上で実現し,学認参加機関に対して試験運用している.本稿では,開発を行った attribute-filter 自動生成機能について紹介し,試験運用に対する評価を行う.

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