生態学的意味論に基づくアイヌ語地名の分析

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タイトル別名
  • An Analysis of the Ainu Place Names Based on Ecological Semantics
  • セイタイガクテキ イミロン ニ モトズク アイヌゴ チメイ ノ ブンセキ

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説明

アイヌ語地名研究は、正確な語源を特定する地名解をはじめさまざまな角度から研究が行われてきたが、特に地名の意味は、命名者の心のあり方や認知パターンといった側面から説明されることが多かったが、これはあくまで分析者の推論に過ぎず、さらには人々と場所との相互作用という側面を捉えきれないといった問題がある。そこで本稿は、人間と環境との相互作用に基づく生態学的意味論を採用し、その場所における知覚や行為の可能性すなわちアフォーダンスに基づいて分析する。これにより、実際の生態の構造と言語表現の表す概念構造の対応関係を明らかにする。

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