2地点に対する害獣監視の高品質化を目的としたRCMSにおけるロープの設置手法の検討

抄録

山間部では野生鳥獣により農地を荒らされる被害が年々起きており,その対策としてロープウェイ式カメラモニタリングが提案されている.このシステムでは予め設置されたロープに沿って移動するカメラ同士が協調移動する事ができるため,害獣を多角的に撮影することができる.害獣の多角的撮影に関する既存研究では,2 台のカメラとシカの位置を入力すると,その位置で撮影したシカ画像の情報を数値化する評価関数が開発された.本稿ではこの評価関数の特性を加味し,より多くの情報量をもつ画像をカメラで撮影できるようなロープの配置を求める手法について,基本的な3 種の監視領域マップに対して検討する.

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