自然災害に関する情報を用いた路線バス経路探索システムの開発

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抄録

近年,日本では地震や豪雨を始めとした自然災害が相次いで発生し,人々や地物に対してのみならず,交通インフラや公共交通機関に対しても甚大な被害や影響を及ぼしている。その一例として,悪天候時の路線バスの運行経路に関する問題が挙げられる。国土交通省自動車局の資料によれば,2018年の西日本豪雨時には,中国,四国,近畿,中部の4地方110路線で運休や一部運休,迂回運行を余儀なくされた。本研究では,上記の事例に代表されるような,自然災害の影響により複数の経路の使用が不可能あるいは危険とされる状況を回避することを目的とした,路線バス経路探索システムを開発した。

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