360度カメラを用いた低遅延ライブ配信システムの構築
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説明
近年,ハイブリット開催と呼ばれるイベント会場への現地参加とオンラインでの参加を両立したイベント開催手法が注目されている.このハイブリット開催において,現地とオンラインの参加者同士で遠隔コミュニケーションを実現するためには,現地の様子を伝える工夫と低遅延なメディアデータの伝送が必要不可欠である.本研究報告では,1.一部の360度カメラが配信プロトコルであるRTMPを用いたライブ配信に対応していることと,2.低遅延にメディアデータを伝送可能なWebRTC技術の存在,に着目し,RTMPからWebRTCに変換可能なシステムを構築することで低遅延なライブ配信システムを実現した.360度カメラを用いることで現地の様子を全方位撮影し,ブラウザ上で360度映像がリアルタイム視聴できることを確認した.
収録刊行物
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- 第85回全国大会講演論文集
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第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 27-28, 2023-02-16
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050861228446978816
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB