潜在空間での内挿によるアナログシンセサイザーMS-20の音色生成

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抄録

1978年に発売されたMS-20は、現在でも復刻機やソフトウェアシミュレータが音源として利用されているアナログシンセサイザーである。MS-20には多くのパラメータやパッチがあり、望む音色を作り出すことが難しい。望む音色を得る一つの方法として、二つの音色の中間的な音色の生成を繰り返し、望む音色に近づける方法が考えられる。しかし、単純に二つの音色のパラメータの内分を計算しただけでは中間的な音色にはならず、望む音色に徐々に近づけることが難しい。そこで、本研究ではTransformer VAEでパラメータを潜在空間に写像し、潜在空間で内分を計算する。これにより、望む音色に徐々に近づけられることができる。

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