ウェーブレット変換による自動車乗り心地振動に対する入力輪寄与度推定手法
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抄録
自動車の乗り心地に関する振動は, 4輪のタイヤを通して伝わる路面凹凸や,ブレーキング時など車両重心に作用する力を入力とし,併進3軸,回転3軸から構成される車体挙動を出力とする多入力多出力系であるとみなせる.市販車の乗り心地の多くは,官能評価によって良否判定と改善が行われるが、どの入力がどの出力に作用して乗り心地に影響を与えたかを定量的に把握している例は少なく,改善による効果が見込まれる.本手法では車体への振動入力点となるホイール部の上下加速度と車体振動からウェーブレットコヒーレンスを算出,入力に対する応答の遅れが一定時間以内になることを利用して,瞬間の車体振動に影響を及ぼした車輪位置を推定する.
収録刊行物
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- 第85回全国大会講演論文集
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第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 433-434, 2023-02-16
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050861228447226880
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00229632/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB