振動を用いたナビゲーションシステムの公道における右左折位置の認識

この論文をさがす

抄録

現在普及しているカーナビゲーションシステムでは,視覚通知と音声通知によって右左折位置までの残距離が通知されるが,画面の注視は運転中非常に危険である.これまでに,筆者らは車のシートに4つのアクチュエーターを搭載し,振動強弱,音声と触覚による残距離の認識性を評価してきた.本研究では,公道で正しく右左折できるか実験を行い,複数のパターンや強度による振動と音声による通知によって,公道において認識精度が高い組み合わせを検討した.また,アンケートによってどの通知がわかりやすいか主観的に評価を行った.実験の結果,振動のON,OFF周期変化と音声を両方用いた通知が最も認識精度が高く,わかりやすいという知見が得られた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ