超低遅延サービスL4Sを用いた機械学習利用型輻輳制御の性能向上手法の提案
書誌事項
- タイトル別名
-
- A proposal on performance improvement method of machine learning-based congestion control using L4S ultra-low latency services
抄録
近年、多様なIoTデバイスが幅広く普及しているが、IoTデバイスは一般に計算能力が低いため、高度な計算を必要とするTCPの輻輳制御をデバイス自身で実行することが困難と言える。この課題を解決する一つの方式として、高性能な遠隔サーバを利用して輻輳制御の計算を行わせる方法が考えられる。しかし、IoTデバイスと遠隔サーバ間の通信遅延が大きいと、時々刻々と変わるトラフィック状況に追随することができず、結果として輻輳制御の性能(スループット、ロス率、公平性など)が低下する。本研究では、IoTデバイスと遠隔サーバ間の通信遅延を可能な限り低減させるため、2023年にRFC9330として標準化された超低遅延サービスL4Sを用いた機械学習利用型輻輳制御の性能向上手法を提案する。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告
-
電子情報通信学会技術研究報告 123 (318), 5-11, 2023-12-14
電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050861460521202304
-
- HANDLE
- 2115/90933
-
- ISSN
- 24326380
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB