リアルタイム双方向型オンラインでの学術集会に対する技術支援の実施および参加者からの評価:日本泌尿器科学会福岡地方会の例

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タイトル別名
  • Implementation of technical support and participants' evaluation in real-time interactive online academic conference: Report from the regional meeting of the Japanese Urological Association
  • リアルタイム ソウホウコウガタ オンライン デ ノ ガクジュツ シュウカイ ニ タイスル ギジュツ シエン ノ ジッシ オヨビ サンカシャ カラ ノ ヒョウカ : ニホン ヒニョウキ カガクカイ フクオカ チホウカイ ノ レイ

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抄録

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) のパンデミックによって学術集会はオンラインでの開催への変更を余儀なくされた。本研究では日本泌尿器科学会福岡地方会において、リアルタイムでの発表とチャットを用いた質疑の形式でのオンライン学術集会における演者への技術支援内容を記録し、参加者に対してオンライン学術集会に関するオンラインアンケートを実施した。結果、演者への支援は主に遠隔会議システムの操作方法に関するものであった。参加者の多くは、自宅や職場から個人の端末を用いて接続していたが、音声映像の品質を高く評価しそおり、過半数(57%,58/102)が総合評価としてオンライン開催の方が優れていると回答した。しかし全21名のうち1名の演者が発表中の意図しない接続断によって発表を行うことができなかった。また6演題では発表中に口頭で操作方法の助言を行った。オンライン学術集会における課題として参加者の交流や、確実な発表の実施と討論の場の提供を鑑みた開催方式の検討が挙げられる。

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