ブルームフィルタを用いた高速RFID識別方式
書誌事項
- タイトル別名
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- A High-Speed Identification Scheme for RFID Using Bloom Filter
抄録
RFID は近年注目を浴びる自動認識技術であるが、第三者がユーザの行動を無断で追跡できてしまうというプライバシ問題が指摘されている。この問題に対し、大久保らによってハッシュチェイン方式が提案されたが、1 回の識別に要する時間が多い、もしくは大量のメモリが必要という課題があった。本稿では、事前計算した出力リストをブルームフィルタを用いて圧縮しておくことにより、少量のメモリ使用でハッシュチェイン方式の識別を高速化する手法を提案する。
コンピュータセキュリティシンポジウム2007 (CSS2007) : 平成19年10月31日(水)~11月2日(金) : 奈良
収録刊行物
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- コンピュータセキュリティシンポジウム2007 論文集 || 2007(10) || p301-306
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コンピュータセキュリティシンポジウム2007 論文集 || 2007(10) || p301-306 2007 (10), 301-306, 2007-11-02