日本におけるカスパル・シャムベルゲルの活動について

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タイトル別名
  • Caspar Schamberger's Activities in Japan
  • Caspar Schambergers Aktivitäten in Japan
  • Nihon ni okeru Kasuparu Shamuberugeru no katsudō ni tsuite

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抄録

蘭館医カスパルが二度江戸に滞在し、患者の治療に当たり、大目付井上筑後守正重の興味を引いたことは周知のことであるが、彼の活動の様子を明らかにするためには、これまで唯一の手がかりとされてきた出島商館の日誌以外の文献を調査しなければならない。書簡、報告書、出納簿、「カスパル流」の写本など、欧日両方の新資料を数多く紹介、分析しながら、カスパル・シャムベルゲルの日本滞在中(1649〜1651年)における活動を追究している。

•前書き、 •稲葉美濃守正則の治療、 •水戸中納言の小姓の療治、 •大目付井上政重の侍医の治療、 •特使フリシウスが持参した薬箱、 •1650年四月16日〜10月15日の活動、 •1651年における活動、 •1649年から1651年に行った医薬品の注文、 •1652年春の医薬品の注文、 •シャムベルゲルが江戸で用いた書物について

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参考文献 (31)*注記

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