北陸地域における「農泊採択地域」の現状について

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タイトル別名
  • The current situation of “Countryside stay” in Hokuriku region
  • ホクリク チイキ ニ オケル 「 ノウハク サイタク チイキ 」 ノ ゲンジョウ ニ ツイテ

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抄録

本稿は地方創生の中でも農林水産省による「農泊」に着目している。「農泊」は農林水産省による地方創生の対策の一つであり、平成29 年度に採択を開始してから令和4 年度末までに全国で621 地域採択された。全国的に農泊地域数は増加しているが、採択開始の頃と比較すると現在は緩やかな増加になりつつある。地方別の農泊地域数の人口比は北陸が最も高く、これは人口に対する農泊地域数が多いことを示す。次に北陸3 県の農泊地域を廃校活用と宿泊施設について分類し、各県の特徴を見出した。石川は廃校活用している地域が3 つあり、北陸3 県の中では最も多い。福井は農家民泊の件数が最も多く、7 地域で登録されている。今後の農泊地域の増加に向けては、採択から現在までの変化の提示や事務局と行政の連携が必要になるだろう。

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