保育者養成校における学生の音楽の活動についての意識調査と子どもの育ちのための音楽的専門性との関連についての一考察 -保育者養成課程の短大生を対象とした計量テキスト分析からの検討-

書誌事項

タイトル別名
  • A Consideration on Student Awareness of Music Activities in Childcare Training Schools and Its Relationship to Musical Expertise for Child Development   -Examination through Quantitative Text Analysis of Junior College Students in Childcare Training Programs-
  • ホイクシャ ヨウセイコウ ニ オケル ガクセイ ノ オンガク ノ カツドウ ニ ツイテ ノ イシキ チョウサ ト コドモ ノ ソダチ ノ タメ ノ オンガクテキ センモンセイ ト ノ カンレン ニ ツイテ ノ イチ コウサツ : ホイクシャ ヨウセイ カテイ ノ タンダイセイ オ タイショウ ト シタ ケイリョウ テキスト ブンセキ カラ ノ ケントウ

この論文をさがす

抄録

本研究は、保育者養成校の学生における音楽の活動についての意識と幼少期の音楽体験の関連を手がかりとして、保育者養成校における音楽的専門性についての教育内容の開発方法を探ることを目的とした。意識調査および計量テキスト分析から、幼児教育の現場ではピアノを演奏することが必要であると考えている学生が多く、子どもの精神的、身体的な育ちにとって幼少期の音楽体験は重要であると考えている傾向があることが示された。これらのことから、保育者養成課程において子どもの様々な育ちにとって必要な音楽的専門性を学生に習得してもらうことの重要性が改めて認識できたため、新しく創設された領域及び保育内容の指導法に関する科目においての授業計画を検討するなど、多角的な方面からの教育方法を検討していくことが必要である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ