【実践報告】地域の防災課題解決に向けた多職種連携教育の実践 -ふくしフィールドワーク実践における取り組みから-

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  • The multi-type of job, class practice of the other fields cooperation for the local disaster prevention problem solution. -Initiatives in Fukushi fieldwork practice-

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抄録

日本福祉大学全学教育センターでは,知多半島の 3 つの市町(美浜町,半田市,東海市)をフィールドとして,地域課題解決に求められる多職種連携のあり方や,地域の各主体の役割など学ぶことを目的とした「ふくしフィールドワーク実践」を 2017 年度より開講している.科目では,地域社会での体験学習を重視した地域連携教育を取り入れ,「事前学習,フィールドワーク,事後学習」という展開を基本として学びを提供している.本稿で報告する「地域特性を考慮した防災の学び」をテーマとした内容は,美浜町をフィールドとして,防災キャンプや地域で働く人々とのコミュニケーションなどのフィールドワークを取り入れた内容で,2021年度から提供されている.フィールドワークを重視する科目であるが,2020 年度に発生した COVID-19 感染症拡大の影響から,2021 年度と 2022 年度は感染症予防に対する対策を重視し,内容を大きく制限して進められた.2023 年度に COVID-19 ウィルスが 5 類感染症に移行されたことから,当初の計画にあった宿泊を取り入れた内容を展開した.本稿では,科目の内容や実践から得られた知見を報告する.

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