学生満足度に関する調査研究

書誌事項

タイトル別名
  • Research study on satisfaction of the undergraduate students
  • ガクセイ マンゾクド ニ カンスル チョウサ ケンキュウ

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説明

本学で実施されている学生満足度アンケート項目の信頼性,因子構造,他の変数との関連を分析した。信頼性分析の結果,十分な信頼性が見られた。因子分析の結果,満足度に最も影響するのは「学修・生活環境」に関する項目群で,第一因子として抽出された。ほとんどの項目は先験的に考えられたカテゴリーと因子が対応していたが,教育に関する項目だけはカテゴリー通りの1つにまとまらず,3つの因子にわかれた。それぞれ「自己表現可能因子」,「資格・職業因子」,「自己学修因子」と命名された。性差と住居,入学時の入試方式,高校での評定平均,大学でのGPA成績,学年と満足度の関連が分析された。性差と住居の交互作用,入試方式,学年との有意な主効果が報告された。一方で,大学の成績である平均GPAは満足度と関連していなかった。

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