旭川市および周辺地域の一般臨床医に対する前立腺肥大症診療アンケート調査

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前立腺肥大症(BPH)は、中高齢男性の排尿障害として最もよくみられる前立腺疾患である。BPHの有病率は高く、加齢とともに増加し、昨今の高齢化社会でその患者数はさらに増加していると推察される。BPH治療薬も多く発売され、一般臨床医もBPHの薬物療法の一役を担っているのが現状である。今回、われわれは旭川市および周辺地域の一般臨床医を対象に「前立腺肥大症診療アンケート調査」を実施し、BPH診療に関する実態調査を施行した。その結果、一般臨床医はBPH診療に関して併存疾患として取り組んでいることが示された。今後、泌尿器科専門医との連携がより進めば、一般臨床医はBPH診療により積極的に取り組む可能性が示唆された。

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