書誌事項
- タイトル別名
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- Final lecture : “Unrelenting challenge to intractable dizziness”
抄録
めまい・平衡障害は日常臨床で患者が最も訴える症状の1 つであり、耳性めまいが6 割を占める。良性発作性頭位めまい症(BPPV)はその過半数を占める。原因は卵形嚢から耳石が脱落し三半規管に迷入して生じ、後半規管型BPPVが約9 割、外側半規管型BPPVは約1 割である。治療には耳石を卵形嚢に移動させる浮遊耳石置換法が知られているが、ヒトでは耳石の移動を観察することは出来ない。本稿では、私が富山大学耳鼻咽喉科で継続してきた、浮遊耳石置換法の理解に役立つ世界発の膜迷路モデルの開発研究について紹介する。
収録刊行物
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- Toyama medical journal
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Toyama medical journal 34 9-14, 2024-03-31
富山大学医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050862776837428992
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- ISSN
- 21892466
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- HANDLE
- 10110/0002000353
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB