環境・バイタルセンサデータによりBPSD予測性能向上のためのBPSD発症時期分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of BPSD onset time to improve BPSD prediction performance with environmental and vital sensor data
抄録
認知症患者が発症する行動・心理症状(BPSD)は,介護者の大きな負担となるだけでなく,患者本人の生活の質にも影響を与えている.BPSDを事前に予測し,症状へ対処が可能となれば介護者の負担を軽減できる.先行研究として複数の介護施設から収集した環境・バイタルセンサデータに基づき,機械学習を利用したBPSD予測を行った.しかし未だPR曲線のAverage Precisionが低い.そこで本研究では,BPSD予測の高精度化に向けてデータ解析を行なった.解析結果から特定の症状には24時間周期があることを確認した.この結果は,機械学習手法によるBPSD発症予測の可能性を示すものである.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告 信学技報 : MICT2023-79
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電子情報通信学会技術研究報告 信学技報 : MICT2023-79 123 (446), 12-16, 2024-03-08
電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050862776838152960
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- ISSN
- 24326380
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB