A大学の学内演習に参加した実習指導者の認識の変化(第1報) 〜看護学生へのイメージや思いに焦点をあてて〜

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in How Practicum Instructors Perceive the Thoughts of Nursing Students Participating in Clinical Training

抄録

目的:A大学の学内演習に参加した実習指導者の看護学生への認識の変化を明らかにする。 方法:研究協力の同意を得た実習指導者14名に自記式質問紙を用いてデータ収集を行い、看護学生へのイメージや思いの変化に関する自由記述内容についてテキストマイニングで分析した。 結果:14名から回答を得た(回収率100%)。演習前後で共通して頻出していた語は、「実習」「コミュニケーション」「分かる」「学習」等の12語であった。演習参加後は、「多い」「乏しい」「苦手」「コロナ禍」等の18語が消失した。また演習参加後は「コミュニケーション」「学習」「出来る」「環境」「必要」に共起関係があり、実習指導者の学生のコミュニケーションに対する認識に変化があった。 考察:演習参加は、実習指導者の学生への理解を深め、看護学生のコミュニケーション能力はコロナ禍よりも、学びの環境に影響を受けているという実習指導者の認識の変化につながっていた。

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