人工ふ化サクラマス稚魚の河川放流に関する研究 7報.放流時刻および先住者が定着に及ぼす影響
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説明
サクラマス稚魚における最適放流時刻および定着に先住者がおよぼす影響について調べた.同一日の朝と夕方に目名川に放流された稚魚の間には,放流後の分散に差が認められなかった.サクラマス稚魚を同一の場所に2日に分けて放流した場合,1日目に放流した稚魚の放流後の成長は2日目に放流した稚魚のそれに比べ良好であった.この結果は,ある生息場所において先住したサクラマス稚魚が後から定着した稚魚に比べ優位であることを示唆している.
収録刊行物
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- 北海道さけ・ますふ化場研究報告
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北海道さけ・ますふ化場研究報告 33 1-6, 1979-03
北海道さけ・ますふ化場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050862931498269568
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- NII書誌ID
- AN00229676
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- ISSN
- 04410769
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB