大学男子バスケットボール競技におけるゲーム分析̶勝敗に関する一考察̶

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  • Game Analysis in Men’s Intervasity Basketball Competitions: A study on wins and losses

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抄録

本学体育会男子バスケットボール部において,2021年度以降3 年間の関西学生バスケットボールリーグ戦の成績において変化があった。そこで本研究は, 3 年間のゲーム分析をおこない,勝敗に起因する要因について検討し,今後のコーチングに活かすことを目的とした。  関西学生バスケットボールリーグ戦1 部リーグのBOXスコアの各項目において集計し分析した結果, 3 ポイントシュート, 2 ポイントシュート,フリースロー,オフェンスリバウンドが勝敗に起因する可能性が考えられた。  本学は外国籍選手および日本人の長身者,全国大会経験者の入部により,オフェンスシステムを変更してきた。制限区域内での得点である2 ポイントシュートの成功確率を向上させるために戦術を変更したことが,フリースロー取得数やオフェンスリバウンド取得数が増えた可能性が考えられた。すなわち,得点機会や攻撃回数が増え得点力が増加したことが戦績を向上させた一因であることが示唆された。

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