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- 須賀 由紀子
- 実践女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Consideration of Sustainable Regional Collaboration Projects 〜Focusing on Fostering Social Capital 〜
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抄録
本稿は、持続可能な地域づくりと学生による地域連携活動のあり方への知見を得ることを目的として、社会関係資本の概念に着眼して検討し、地域連携型プロジェクト教育の意義について考察を行った。社会関係資本の基本概念として、「個人財」と「集合財」について押さえた上で、「関係人口」「世代間継承」「社会教育」の3つの観点から、社会関係資本と地域連携活動の意義を整理した。そして、学生が地域活性のため行った実践事例の取り組みの中に、社会関係資本形成の視点からみた地域連携型プロジェクト活動の意義を検討した。 結論として、①地域再生の主体としての意識の獲得 ②地域の人たちとの信頼関係を生み、地域の自立の力を生み出す可能性 ③関わる地域の持続的な存続を願うコミュニティの形成 ④次の時代を作る「親世代である」ということの価値が、社会関係資本醸成の観点からみた、地域連携型プロジェクト教育の意義と役割であることを示した。
収録刊行物
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- 実践女子大学生活科学部紀要
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実践女子大学生活科学部紀要 61 43-53, 2024-03-18
実践女子大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018816294055168
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- NII書誌ID
- AN10494731
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可