ひきこもり(8050問題)支援に関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Consideration of Hikikomori(8050 Problem)Support
この論文をさがす
説明
type:Article
国内でひきこもり状態にある人数は約115万人(2018年。内閣府)とされ、多様化・長期化・高齢化による8050問題が社会的問題となっている。ひきこもり状態にある高齢者は社会的孤立に陥りやすく、高齢者を支える家族も高齢化しているのが現状である。社会的孤立から事件が発生する現代社会において高齢者支援政策を自治体レベルで進めていくことは喫緊の課題である。2018年からひきこもり地域支援センター(67自治体)と生活困窮者自立支援制度(自立相談支援事業1,336機関)の連携が強化され、2021年4月には社会福祉法が改正されて相談支援、参加支援、地域づくりの3つの支援を一体的に行う重層的支援体制整備事業が実施されている。ひきこもり、8050問題に対してひきこもり当事者と家族への行政支援が地域単位で包括的に進み、洛和会ヘルスケアシステムが今後さらに大きく地域健康社会へ貢献されることが期待される。
identifier:洛和会病院医学雑誌(1341-1845)35巻 Page11-16(2024.03)
identifier:1341-1845
identifier:http://kintore.hosplib.info/dspace/handle/11665/3037
収録刊行物
-
- 洛和会病院医学雑誌
-
洛和会病院医学雑誌 35 11-16, 2024-03-31
洛和会ヘルスケアシステム
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050863252046722944
-
- NII書誌ID
- AN10556475
-
- ISSN
- 13411845
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB