有明海における貧酸素発生への気候変動影響評価について

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  • アリアケカイ ニ オケル ヒンサンソ ハッセイ エ ノ キコウ ヘンドウ エイキョウ ヒョウカ ニ ツイテ

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2000年冬の養殖ノリ色落ちに端を発した有明海異変からすでに20年以上経つ.近年の気候変動によると推測される大規模豪雨による出水は,大量の淡水を湾内に流出させ,それに起因する塩淡成層の強化や長期化により,底層海水の貧酸素水塊の時空間的な大規模化が見られている.本報告では,著者らの研究グループがこれまでに行ってきた有明海における貧酸素水塊発生への気候変動影響評価に関する研究成果の紹介と,今後計画している新たな研究計画について解説する.

収録刊行物

  • 環境管理

    環境管理 52 22-32, 2023-07-31

    九州環境管理協会

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