フィリピンの看護教育及び病院視察報告

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タイトル別名
  • フィリピン ノ カンゴ キョウイク オヨビ ビョウイン シサツ ホウコク
  • Introduce on Philippines nursing educational system, and health care systems of the Philippines General Hospital in Manila
  • フィリピンの看護大学および病院の視察報告

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説明

21世紀のグローバル社会を生きる学生が国際的な視野を持つ事ができるよう,国際交流の場を提供することは看護教育における課題である.本稿の目的は,フィリピンの看護教育制度への関心を高めることにある.なぜならば,アジア地域との交流は今後ますます活発になる事が予測されるからである.そこで、フィリピン大学の看護学教育および隣接するPhilippines General Hospital の看護システムを視察した.また,University of the East Ramon Magsaysay Memorial Medical Center(UERM),College of Nursing(私学)も視察した.看護教育はすべて大学でなされ,大学の卒業生は高い実践能力を有する看護師であると考えていた.Philippines General Hospital は利用者の90%が無収入か低所得者とのことで,1次医療から3次医療まで対応している国立の大規模な総合病院であった.病室の大半が総室で家族の付き添う姿も見られた.看護職の離職および不足においては日本と類似した問題を抱えていた.短時間の視察であったが,看護教育への示唆を得ることができた.

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