緑化用ブナ科植物9種の種子発芽に与える温度等諸条件の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effects of the Temperature and other Several Conditions of the Seed of nine Species in Fagaceae for Planting on Germination
- リョッカヨウ ブナカ ショクブツ 9シュ ノ シュシ ハツガ ニ アタエル オンドトウ ショジョウケン ノ エイキョウ
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説明
本研究では, ブナ科樹種9種の種子の発芽温度特性を検討した。アラカシ, シラカシ, アカガシは低温湿層で長期保存すると発芽速度が増加し, シラカシとアカガシは発芽率も増加した。コナラ, スダジイでは長期保存により発芽率, 発芽速度は低下した。ウラジロガシ, イチイガシは, それぞれ23℃と16℃で発芽率発芽速度ともに最大となり, クヌギは9~30℃の範囲で発芽率が80%以上であった。マテバシイは30℃で発芽速度が, 9℃で最終発芽率が最大となった。本研究で供試した樹種において, 種子発芽に与える温度の影響は樹種により異なった。また, 種子の産地の違いが, 樹種ごとの発芽温度特性に与える影響は, 見いだせなかった。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 61 (5), 497-500, 1997-03-01
日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050866990069532544
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13408984
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB