日本に私費留学する若者ベトナム人の獲得と送出し ―ハノイV 日本語学校を事例にして―
書誌事項
- タイトル別名
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- Attracting and sending young Vietnamese to Japan to study at their own expense: Using Hanoi V Japanese Language School as an example
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説明
最近年の、日本に私費留学するベトナム人の若者の大半は、農村出身または少数民族である。本稿で提示した各資料は、制度や奨学金の種類はそれぞれ異なるが、経済的余裕のない山間地域からでも奨学金制度を用いて留学できる入学案内になっている。日本語を学んでいくに従い、多くの費用がかかることも明示し、日本では学業と合わせてアルバイトすること、定めた進学先で一定期間勤務することを前提とした奨学金制度になっている。 日本での「稼ぎ」を目指した日本語学校への「留学」「修学」の実態から、技能実習生を日本に送るベトナム側の送出し機関と同様に、ベトナム側の日本語学校は、「学校」と名のついた、労働者または日本側が求める資源人材の「送出し機関」になっている構造を、ここに分析した。
収録刊行物
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- 新潟国際情報大学 国際学部 紀要
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新潟国際情報大学 国際学部 紀要 10 105-118, 2025-04-01
新潟国際情報大学国際学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050867278040656768
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- ISSN
- 21895864
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB