難聴・補聴器についての現状~当院補聴器外来の取り組みを中心に~
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type:Article
超高齢社会を迎えた我が国では高齢難聴者も増加の一途をたどっているが、世界的にも難聴患者の増加が極めて大きな問題となっている。さらに最近、難聴は認知症の大きなリスク因子であり、かつ予防可能な最大の因子であることが、世界的にも認識されるようになった。このように、難聴に対する早期発見、早期介入及び補聴器介入の重要性が広く認識されるようになった一方で、我が国の難聴、補聴器診療は欧州と比較し、大きな遅れをとっていると言わざるを得ない。本稿では、難聴の分類、診断など難聴診療の実際について述べるとともに、特に補聴器による介入と治療の現状に焦点を当てた。また、当院では2017年より難聴・補聴器外来を開設して言語聴覚士中心の聴覚リハビリテーションを取り入れた補聴器診療を行っており、その取組みや外来の現状について報告する。
identifier:洛和会病院医学雑誌(1341-1845)36巻 Page9-15(2025.03)
identifier:1341-1845
identifier:http://kintore.hosplib.info/dspace/handle/11665/3081
収録刊行物
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- 洛和会病院医学雑誌
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洛和会病院医学雑誌 36 9-15, 2025-03-31
洛和会ヘルスケアシステム
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050867355069567616
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- NII書誌ID
- AN10556475
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- ISSN
- 13411845
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/11665/3081
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB