キリスト教保育者立花富のアメリカ留学の一実態 : -シカゴ・ナショナル・ルイス大学の史料を中心に-

書誌事項

タイトル別名
  • キリストキョウ ホイクシャ タチバナ トミ ノ アメリカ リュウガク ノ イチ ジッタイ : -シカゴ・ナショナル・ルイス ダイガク ノ シリョウ オ チュウシン ニ-
  • A Situation of a Christian Early Childhood Education Worker, Tomi Tachibana, Studying in the U.S. : Focusing on the Materials of National-Louis University of Chicago
公開日
2025-03
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
関東学院大学キリスト教と文化研究所

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説明

本稿は、日本の昭和戦前から戦中にかけてキリスト教主義幼稚園の保育者であり、戦後はキリスト教保育者養成に携わった立花富(1904-1992)のアメリカ・シカゴの留学の実態について、主に、ナショナル・ルイス大学図書館所蔵の史料に基づき分析する。立花富のこの留学の背景には、第一に、高森フジによる留学の先駆的な学びが展開されており、留学先となる土台が築かれていた可能性があること、第二に、立花と同時代のキリスト教保育者であった功刀嘉子が留学生代表となるほど活躍し、留学生組織の中でも注目されていたということ、第三に、功刀のように女性宣教師たちの斡旋による留学が展開されたいたこと、これらのことが、立花富の留学背景と斡旋状況に少なからぬ影響していたと考えられる。しかしながら、高森フジ、功刀嘉子のいずれも留学により学位を取得し、その後日本でキリスト教保育者養成校の教授に就くこととなるが、立花富は幼稚園主任保姆に戻り、ランバス女学院保育専修科の講師に着任する展開であった。

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