遠隔授業における「場の共有」 コロナ禍における実技授業「後帯機による手織物」

書誌事項

タイトル別名
  • エンカク ジュギョウ ニ オケル 「 バ ノ キョウユウ 」 : コロナ カ ニ オケル ジツギ ジュギョウ 「 ゴタイキ ニ ヨル テオリブツ 」
  • “Sharing Place”in Distance Education Practical Lesson Related to Covid-19“Back Strap Loom”

この論文をさがす

説明

本稿は、遠隔授業としておこなった大学における美術系の実技授業「後帯機による手織物」について紹介・考察するものである。2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの大学で遠隔授業への切り替えがおこなわれた。「小学校図画工作演習」では、「後帯機による手織物」の実技授業を、オンライン上のテレビ会議システムを使って行った。結果としては、全員が作品を完成させることができたものの、遠隔による「場の共有」の困難さから不安を感じた学生が少なくなかった。実技科目における「場の共有」の大切さを再認識するとともに、遠隔授業において、いかに「場の共有」を実現するのかという課題が見えてきた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ