上皮管腔組織の器官形成と組織形成の解析

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タイトル別名
  • ダイ103カイ ショウガイ キョウイク コウザ ジョウヒカンコウソシキ ノ キカン ケイセイ ト ソシキ ケイセイ ノ カイセキ
  • ジョウヒ カンコウ ソシキ ノ キカン ケイセイ ト ソシキ ケイセイ ノ カイセキ

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説明

我々の身体には, 発生初期に神経管として形成が始まる中枢神経系, 消化器系およびそこから派生する呼吸器系, それらとは別個に発生する泌尿器系および生殖器系, さらに循環器系など, 上皮で裏打ちされた多くの管腔構造が存在し, 我々の生命を支えている。筆者らが研究を進めている分岐型の発生過程を示す肝臓, 膵臓, 肺などの「実質」臓器も,実は上皮管腔組織から伸び出し, 分岐と伸長を繰り返して形成される。したがって, これら多様な上皮管腔組織の形成, 維持とその破綻には, 基本的な共通メカニズムと臓器特異的なメカニズムが働いているはずである。それらのうち, 特に上皮管腔組織の器官形成と組織形成のメカニズムについて, 現在進めている研究の一端を紹介する。

収録刊行物

  • 島根医学

    島根医学 33 (4), 170-179, 2013-12

    島根県医師会

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