与えられた独立への道 : 独立法問題をめぐる米比関係史の研究(1929-46年)

書誌事項

タイトル
与えられた独立への道 : 独立法問題をめぐる米比関係史の研究(1929-46年)
タイトル別名
  • アタエラレタ ドクリツ エ ノ ミチ : ドクリツホウ モンダイ オ メグル ベイヒ カンケイシ ノ ケンキュウ (1929 - 46ネン)
著者
中野, 聡
著者別名
  • ナカノ, サトシ
学位授与大学
一橋大学
取得学位
博士 (社会学)
学位授与番号
乙第160号
学位授与年月日
1996-03-13

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

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図表目次

凡例

序論

第1章 フィリピン独立問題の構図

1.1.米国における「フィリピン問題」の文脈

1.2.植民地放棄論の台頭とフィリピン議会の独立要求

1.3.植民地における独立問題の構図

第2章 独立法の成立とコモンウェルスの発足

2.1.独立付与構想の具体化

2.2.「極東の危機」と1933年独立法の成立

2.3.1934年独立法の成立

2.4.フィリピン・コモンウェルスの発足

まとめ「危機」と自立の契機としての独立法成立

第3章 コモンウェルス自立の課題:貿易・財政問題をめぐって

3.1.独立法成立後の米比貿易関係

3.2.「ウィンドフォール」財源とコモンウェルス政府の財政運営

まとめ 遠のいた自立への道

第4章 独立法改正問題の展開

4.1.ローズヴェルト政権のフィリピン政策

4.2.独立法改正交渉

4.3.1939年経済調整法の成立

まとめ フィリピン問題「先送り」の構図

第5章 第2次世界大戦「非参戦」期の米比関係

5.1.「民主主義からの離脱」をめぐる摩擦

5.2.防衛計画財源問題

5.3.植民地期米比関係の破綻

まとめ 協力関係の破綻と再生

第6章 フィリピン独立問題と日本

6.1.コモンウェルス戦前期の日比関係

6.2.日本のフィリピン占領

まとめ 封じられた「アジアへの道」

第7章 解放・再占領と共和国独立への道

7.1.戦後構想をめぐる米比関係の展開

7.2.米国のフィリピン再占領

7.3.フィリピン戦後体制の形成

まとめ フィリピン共和国の独立:依存の代償

結論

文献目録

あとがき

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