書誌事項
- タイトル
- 林業政策における「顔の見える木材での家づくり」の可能性と限界の考察 : 農山村の地域再生の道筋を求めて
- タイトル別名
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- Considering the possiblities and limits of forestry policy promoting wooden house building with a direct connection to the wood supplier. : In search of the path towards regional revitalization of rural districts.
- リンギョウ セイサク ニ オケル カオ ノ ミエル モクザイ デ ノ イエ ズクリ ノ カノウセイ ト ゲンカイ ノ コウサツ : ノウサンソン ノ チイキ サイセイ ノ ミチスジ オ モトメテ
- 著者
- 松下, 修
- 著者
- Matsushita, Osamu
- 学位授与大学
- 熊本大学
- 取得学位
- 博士 (公共政策学)
- 学位授与番号
- 甲第15号
- 学位授与年月日
- 2010-03-25
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説明
type:学位論文(Thesis)
筆者は、三つの課題を見出した。一つ目は、林業政策が農山村にとってどのような課題をもたらしたのか。二つ目は、諸塚村で取り組んだ産直住宅は、林業政策における「顔の見える木材での家づくり」である。この政策は2面的特性、すなわち政策的なものと内発的なものがあることである。同時に2006年に施行された新生産システムがもたらす影響についてである。三つ目は、この論考のテーマである農山村の地域再生の道筋については、宮崎県諸塚村産直住宅の「顔の見える木材での家づくり」が、どのように諸塚村の経済社会構造に影響を与えたのか、その地域再生への可能性を探ることである。筆者は、上記の三つの課題について考察し、地域再生に繋げるには、地域運営や新たな産業、その人材確保、経済的保障システムなど、この取り組みから派生している状況が伺えず、諸塚村産直住宅が資源型産業構造に陥っていることから、その限界性を感じた。そして、この限界を論証するのがこの本稿になった。
博士論文
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1910865335650748288
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- NII論文ID
- 500001270563
- 500002430519
- 500000537601
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- NDL書誌ID
- 000011137912
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ