中国語の「的」と日本語の「の」 : 連体助詞としての用法を中心に
書誌事項
- タイトル
- 中国語の「的」と日本語の「の」 : 連体助詞としての用法を中心に
- タイトル別名
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- チュウゴクゴ ノ 「 テキ 」 ト ニホンゴ ノ 「 ノ 」 : レンタイ ジョシ ト シテ ノ ヨウホウ オ チュウシン ニ
- 著者
- 張, 佩霞
- 著者別名
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- チョウ, ハイカ
- 学位授与大学
- 千葉大学
- 取得学位
- 博士 (文学)
- 学位授与番号
- 甲第1471号
- 学位授与年月日
- 1998-03-25
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説明
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文
目次
目次
第一部:序論
第一章:本研究の方法及び目的
第一節:言語研究の方法
第二節:本研究の出発点
第三節:本研究の目的
第二章:先行研究
第一節:中国語における連体修飾語や「的」に対する先行研究
一、朱徳煕氏から始まる「的」についての体系的な研究
二、朱徳煕氏の説に対する反応及び朱氏の反論
三、朱徳煕氏以降の「的」や連体修飾語に対する研究
四、まとめ
第二節:日本語における連体修飾語や「の」に対する先行研究
一、連体助詞に関する研究
二、準体助詞に関する研究
三、終助詞に関する研究
四、連体修飾語に関する研究
五、まとめ
第三節:中日両言語の連体修飾語や「的」、「の」に対する対照研究
一、中日両言語の連体修飾語に対する対照研究
二、中国語の「的」と日本語の「の」の対照研究
三、まとめ
第二部 中国語と日本語の一般的性格と「的」、「の」の使用
第一章:中国語と日本語の一般的性格
第一節:中国語はどんな言語か
一、孤立語的な言語としての中国語
二、中国語における品詞分類
三、中国語における文の成分
第二節:日本語はどんな言語か
一、膠着語的な言語としての日本語
二、日本語の品詞分類
三、日本語における文の成分
第二章:連体修飾構造と「的」、「の」
第一節:連体修飾構造の一般
一、文における連体修飾の位置づけ
二、連体助詞の役目
第二節、中国語における連体修飾構造
一、中国語における連体修飾語の構成
二、中国語における連体修飾語と被修飾語との意味関係
第三節、日本語における連体修飾構造
一、日本語における連体修飾語の構成
二、日本語における連体修飾語と被修飾語との意味関係
第三章:中国語の「的」
第一節:「的」の品詞分類
一、三つの「t∂」
二、「的」のいろいろの顔
第二節:連体助詞「的」の文法的機能
第三節:連体助詞「的」の使用
一、李子雲氏(1991)がまとめた「的」の使用状況
二、「的」の使用に関する本研究の見方
第四章:日本語の「の」
第一節:「の」の品詞分類
第二節:連体助詞「の」の文法的機能
第三節:連体助詞「の」の使用
第三部 簡略表現から見る「的」と「の」との対応
第一章:「的」、「の」と簡略表現
第一節:連体助詞と簡略表現
一、「的」や「の」によって結ばれる二つの語の間の用言の存在
二、「的」と「の」の使用と簡略表現
第二節:「の」による連用的な関係の内包
一、基本構造(甲)の場合
二、草本構造(乙)の場合
三、基本構造(丙)の場合
第三節:「的」による連用的な関係の内包
一、中国語における連体修飾語の基本的構造
二、中国語の「的」に内包されるいろいろの関係
第二章:連体助詞「的」と「の」との対照研究
第一節:日本語から見た「の」と「的」との対応
一、「の」に内包されている関係
二、被修飾語となる名詞の分類
三、連体修飾語となるものの分類
第二節:中国語から見た「的」と「の」との対応
一、被修飾語となる名詞の分類
二、連体修飾語となるものの分類
三、「的」に内包されている関係
第四部 結論及びこれからの展望
第一章:結論
一、それぞれの言語の特性に制限された「的」、「の」の用法
二、中国語における連体修飾語と簡略表現
三、連体修飾語と被修飾語の構成やその間にある関係から見た「的」、「の」の使用
第二章:これからの展望
あとがき
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1920865334634871040
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- NII論文ID
- 500002071368
- 500000156828
- 500001783177
- 500000641845
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- DOI
- 10.11501/3135950
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- NDL書誌ID
- 000000321142
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- データソース種別
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- NDLサーチ