ロジャー・フライの批評理論 : 知性と感受性の間で

書誌事項

タイトル
ロジャー・フライの批評理論 : 知性と感受性の間で
タイトル別名
  • ロジャー フライ ノ ヒヒョウ リロン : チセイ ト カンジュセイ ノ アイダ デ
著者
要, 真理子
著者別名
  • カナメ, マリコ
学位授与大学
大阪大学
取得学位
博士(文学)
学位授与番号
甲第07688号
学位授与年月日
2001-03-23

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

はじめに

第一章、フライの思想の変遷

第一節、一八九四年まで

第二節、一八九四年から一九〇九年まで

第三節、一九〇九年から一九一八年まで

第四節、一九一八年から一九三四年まで

第二章、フォーム概念の成立

第一節、ケンブリッジでの交流関係

第二節、一九〇〇年から一九一〇年までの動向

第三節、ラッセルとフライの対比

第四節、フライの批評言語の転回―観念論から形式主義へ

第三章、ヴィジョン概念の変遷

第一節、ヴィジョンの分類の試み

第二節、制作者のヴィジョン

第三節、ヴィジョン概念の展開

第四章、フォームの質―造形的な局面と心理的な局面

第一節、造形的な局面

一、印象派批判―伝統的な絵画から新しい絵画へ

二、ピカソの批評

三、再現描写

第二節、フォームの心理的な局面

一、フライの理論形成におけるトルストイの影響

二、美的なエモーションとドラマティックなエモーション

三、心理的ヴォリュームとリアリズム

第三節、非客観的な局面―パーソナリティ

第五章、感受性の論理

第一節、デザインとテクスチュア

第二節、線と色彩に関する批評

一、素描に関する批評

二、色彩について

第三節、センシビリティ

一、センシビリティの定義

二、セザンヌ論

第六章、社会的側面

第一節、二〇世紀前半のイギリス美術界の状況

一、一九世紀のヴィクトリアニズムとその反動

二、一九世紀末から二〇世紀初頭の美術界

第二節、トルストイからの影響

第三節、フライのテクストと社会的活動

一、「芸術と社会主義」

二、「芸術と生活」

三、「芸術と商業」

おわりに

参考および引用文献一覧

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